日本国体学会とは

日本国体学会の沿革

日本国体学会は、昭和11年2月に国体科学の提唱者、里見岸雄博士によって創立された。

さらに遡ると、大正13年12月、兵庫県西宮町六堪寺に里見日本文化研究所(現在の里見日本文化学研究所)を開設したことを端緒とする。

《日本国体学》は、里見博士の厳父・田中智學居士が明治36年により提唱され、里見博士によって大成された。

里見博士は昭和49年に逝去されたが、「国体」の科学的究明を目指す学徒たちによる研鑽が続けられている。

日本国体学会の主張

国体こそは、日本存在の根本原理であり、日本民族発展の原理であり、さらに日本が道義国家として卓立し、世界平和に貢献する根拠であることを確信する。

日本国体学会の使命

日本国体学会は、一切の政党および宗派を超越し、もっぱら学問的・思想的・文化的・啓蒙的方法によって日本国民に国体の存在と価値を再認識させ、国体に対する科学的思想と信念とを培養して自主自尊の国民的自覚を与える。

とともに、その政党の如何を問わず、宗教の如何を問わず、また職業身分の如何を問わず、日本国民として大同団結を指向し、国民をして天皇を仰ぎみるところ の共存共栄の道義国家を建設し、日本をして、四海同胞・人類一善の世界絶対平和に貢献せしめる原動力となし、時代を一貫する日本の良心と叡智によって、たえずその思想・政治・経済・教育等を指導啓蒙することを使命とする。

宣言

日本国体は日本民族生命体の生み出した精華であって 遠き古代に成生し 中頃久しき歴史を通じて生きぬき そして今後あらゆる時代の狂乱怒涛をくぐりぬけ 天壌と共に無窮に生きつづけるであろう

それは 人間生命の意義たる道そのものの具体化したものであって 之を古今に通じて謬(あやま)らず之を中外に施して悖(もと)らざる基本国家である

日本人がこれを正しく認識した時 日本は立正安国の理想国家となり 世界人類がこれを確認して模範とすれば 八紘一宇世界絶対平和の真秩序が確立されるであろう

日本国民よ万事をなげうって先ずわれわれ自身の国体を研究せよ

役員一覧

理事長:河本學嗣郎
理事:小川力/渡邉徹二/野村昌義/金子宗德

日本国体学会の開催イベント

日本国体学会では、「国体」に関する研鑽を深めるべく、また、最新の研究成果を広く発信すべく、下記の行事を開催しております。
これまでの開催状況は、以下のリンク先より御覧頂けます。今後の開催予定は、本ウェブサイトを御覧下さい。

  • 学術研究大会
    「国体」について多角的な視野から検討するシンポジウム。

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